

AUDELのスピーカーを、輸入元のアイレックスさんが
持ち込んでくれたので、試聴してみました♪


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2008年にイタリアのシチリア島で設立されたAUDEL社。
創設者の建築家Walter Carzanは音楽と産業デザインの融合を模索し
様々な斬新なスピーカを世に送り出してきました。

音響工学的アプローチも独創的で、
独自の特許技術CTL(Composed Transmission Line)の開発や、
2018年には新たなIRS (Internal Rib System) システムの特許も取得。
最新のモデルに搭載されているIRSシステムはキャビネット剛性の強化と
内部定在波の発生を抑制し、SB Acoustic/Seas社の高性能ドライバとの
相乗効果で低音域から高音域に到るまで破綻を招く事なく大変に優れた
トランジェント特性と、プログラムソース本来の音色を損ねることの無い、
非常に高音質で高表現力なスピーカーシステムに仕上げられています。


Birch Plywood Enclosure
AUDELの全てのスピーカのエンクロージャはバーチの積層材が使われています。
Walter氏のデザイン美学はもちろんの事、バーチは音響的にも優れており、
また密度の違う幾つもの板を使用する事によりエンクロージャの振動を
打ち消す効果があります。
更にウーファとツイータ設置部分には36mm厚の板厚を持たせ剛性を確保。
美しさと高音質を両立させたスピーカが誕生しました。


IRS (Internal Rib System)
建築家のWalter氏が建物の強度を増す為や
オーディオルームの音調材として使用されるブレースに着目し、
スピーカ内部にリブ加工を施した特許技術IRS(Internal Rib System)を開発。
内部リブがエンクロージャの剛性を飛躍的に高め共振や振動を抑えると同時に
内部の定在波の発生を抑制する事により、低音域から高音域に到るまで破綻を招く事の無い
優れたトランジェント特性と、プログラムソース本来の音色を損ねることの無い、
非常に高音質で高表現力なスピーカーシステムに仕上げられています。
IRSシステムはSonika mk2、Magika mk2、Malika mk2に採用されています。

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現代のスピーカーは解像度や、高音がハイレゾ対応等
広帯域のスピーカーが増えていますが・・・
AUDELのスピーカーは、ちょっと感じが違って温かみのある音が広がる感じです。
かといって、緩い音ではなく、レスポンスは早くて芯のある音作りでした。
AUDELはイタリアのスピーカなので、イタリアのアンプと組み合わせると
どんな音が出るのかな~っと想像しちゃいましたよ~!!

ありがとうございました。



Tsubaki Audio